新築祝いに花を贈る際のマナー

個人、法人を問わず、その節目やセレモニー、お祝い事には贈り物が欠かせません。
例えば家のような高額なものは人生で最も大きな買い物、人生の1つの節目であると言えます。そのような大事な節目に、何か贈り物をすることでお祝いの気持ちを伝えると、これからのお付き合いは一層円滑になります。相手に喜ばれる贈り物で、祝福の気持ちを伝えましょう。

火事を連想させるものはNG

新築祝いの贈り物としてNGとされているものがあります。それはトースターやストーブなどの「火事」を連想させるものです。花を贈る場合でも、赤はNGです。そこでおすすめなのが白い胡蝶蘭です。白は膨張色なので、飾っておくだけでお部屋を広く見せてくれます。また、白い胡蝶蘭は非常に清潔感があるので、新築祝いにはぴったりなのです。高貴で美しい佇まいは、贈り手の祝福の気持ちを表す最良の手段と言えます。さらに胡蝶蘭には「幸せが飛んでくる」という花言葉があるため、新居に幸せを運ぶ花としてとても縁起が良く、喜ばれます。

花持ちが良く、手入れが簡単

新築祝いに花を贈っても、鉢植えでない場合は特に、早々に枯れてしまい新居を汚してしまう可能性があります。胡蝶蘭が贈り物として喜ばれる理由は花持ちの良さと、手入れに手間がかからないことです。胡蝶蘭は2〜3ヶ月花を楽しむことができ、さらに水やりなどの手間もほとんどかかりません。置いて飾っておくだけでお部屋を広く見せてくれ、しかも手入れが必要なく、花を楽しめる期間が長いといういいことづくめの花なのです。胡蝶蘭を飾った新居には、幸せがたくさん飛んでくることでしょう。

新築祝いはいつ贈る?

新築祝いは通常家が完成する頃に合わせて贈ります。もし、新居にお呼ばれしているなら、その時に持参するのも良いでしょう。ただ、鉢植えの胡蝶蘭ですと当日持参するのは難しい場合が多いです。そのほかのものを贈る場合でも大きいものは少なくともお呼ばれした日の前日までには贈っておきましょう。新居におよばれはしていないけれどお祝いを贈るという場合は、遅くとも新居が完成してから1ヶ月以内には贈るようにしてください。その際に、物によっては置く場所などがあるかどうかなど、大きさの確認をして邪魔にならない、新居を汚さないものを贈るようにしましょう。