結婚祝いに花を贈る際のマナー

お祝い事に欠かせない胡蝶蘭。
日本だけでなく海外でも縁起の良い花言葉がつけられ、世界中で愛されています。
特に白い胡蝶蘭には「幸せが飛んでくる」だけでなく「純粋な愛」という花言葉があるため、結婚式にぴったりの花としてブーケになることもあります。胡蝶蘭のブーケは、大人っぽく上品で優雅なので、女性から人気を集めています。

花嫁を引き立てる可憐な胡蝶蘭

白い胡蝶蘭は、ウエディングドレスの色ともあうため、花嫁を一層引き立てるアイテムとしてぴったりの贈り物です。
ブーケとしても人気が高いのは、その可憐な見た目だけではなく、花粉が少ないためドレスを汚さないという理由もあるでしょう。 さらに匂いも少ないため、披露宴での食事の香りを邪魔することもありません。披露宴会場に飾る花としても訪れた人の洋服を汚さないので胡蝶蘭は最適です。人生に一度きりの二人の門出、末永い幸せを祈って、白い胡蝶蘭を贈ってみてはいかがでしょうか?

挙式当日に贈るなら、事前に確認を

挙式や披露宴当日に会場へ贈る場合、事前にその会場に確認しておくことが重要です。
特に、取引先の方の結婚式や披露宴に招待された場合には会場の入り口などに飾られることもあるので、飾られる胡蝶蘭がその会社との関係の深さを表していることもあります。
ここで気をつけたいのが、式場の雰囲気に合わせてラッピングをしてもらうことです。式を挙げる二人の好みや、会場の雰囲気としっかり合っていなければ、会場でその花だけが浮いてしまい、不自然に見えてしまいます。また、会場に確認しておきたいのが、いつ届くように贈れば良いかということです。せっかく会場へ直接贈っても、受け取れなかったり間に合わなかったりすれば意味がありません。式場や披露宴会場との打ち合わせは事前にしっかりと行なってください。

結婚式の後に送る場合

結婚式が済んでから、二人の自宅に贈る場合もあります。
とは言っても、挙式や披露宴の後新婚旅行へ出かける夫婦も多いので、あらかじめ新婚旅行の時期などを聞いておくと良いでしょう。せっかく贈っても、新婚旅行へ行っていて受け取れず、そのまま花が枯れてしまうというケースを避けるためです。結婚式後だと都合がつかないという場合には、式の1週間程度前にご実家に贈るケースもあります。結婚する主役二人の予定をしっかりと確認し、タイミングを逃さないように贈りましょう。