ホープホワイトの信念とその実現

ホープホワイトの信念

  • その1 復興という名のもと進められた事業であるが、いつかは復興の冠を外さなければならない。
  • その2 栽培には水、日照、温度、湿度が大切であり常に胡蝶蘭と会話しながら育成のための環境を整えなければならない。
  • その3 胡蝶蘭は幸福を届ける花のため、幸せを感じられる見た目が大切である。
  • その4 鉢を運ぶ際は我が子を運ぶように、出荷準備は花嫁を送り出すように繊細に取り扱わなければならない。
  • その5 常に最高の胡蝶蘭栽培をしているとの自負を持って、葛尾村胡蝶蘭ホープホワイトとして送りだすこと。

その1
復興という名のもと進められた事業であるが、いつかは復興の冠を外さなければならない。

そのためには、高品質を重視し贈る人、贈られる人に最上の喜びを届けることを目的としなければならない。

その2
栽培には水、日照、温度、湿度が大切であり常に胡蝶蘭と会話しながら育成のための環境を整えなければならない。

水温を15度に設定し季節や当日の天気や湿度を見ながら、1日5回~10回行います。
内張り、遮光カーテンをを活用し室内の温度、湿度を一定に保つようにします。夜間は全てを閉めて、胡蝶蘭も休ませます。

その3
胡蝶蘭は幸福を届ける花のため、幸せを感じられる見た目が大切である。

日々仕立ての技術を磨き、思いを込めて整えなければならないという思いから、仕立て歴18年のベテランを筆頭に、常に幸せを感じられる仕立てとは?を研究し、日々技術の向上に励んでいます。
究極は、誰が仕立てても最も美しくなるようにすることであり、そのためにあらゆる手法を取り入れています。

自作した専用の設備を使い、常に同じ高さ、角度で仕立てができるように支柱を加工しています。
今までの支柱は太い針金を使っていましたが、廃棄する際の環境への配慮もあり、新しい素材を活用するように徐々に切り替えを行っています。
これにより、見た目もよりシンプルに綺麗に見えるようになりました。

その4
鉢を運ぶ際は我が子を運ぶように、出荷準備は花嫁を送り出すように繊細に取り扱わなければならない。

鉢の移動は言葉だけだと簡単に聞こえますが、常に気を遣う作業です。花と花がこすれてしまうと傷になり、後から黒ずんでしまうからです。
まさしく我が子を扱うように移動させます。
花を傷つけないため胡蝶蘭専用のシートで一本一本カバーをします。
これによって配送先までの移動による傷を防ぎ、最高の状態で先方にお届けすることが可能となります

その5
常に最高の胡蝶蘭栽培をしているとの自負を持って、葛尾村胡蝶蘭ホープホワイトとして送りだすこと。

毎日出荷されるホープホワイトを笑顔で送りだします。