開店祝いに花を贈る際のマナー

冠婚葬祭に欠かせない花、胡蝶蘭。
その高貴な佇まいは結婚式や開店祝いなど、お祝い事に贈る花として人気があります。
ここでは、開店祝いの際の胡蝶蘭の送り方について、基本的なマナーを解説します。開店祝いに胡蝶蘭を贈る際は是非参考にしてください。

お花は開店するお店に適したもの

開店祝いに贈る花には、いくつかルールがあります。

一つ目は、赤い花はマナー違反ということです。
火事や赤字を連想させることから、開店祝いにはふさわしくないと言われています。開店祝いに赤い花を贈った場合、相手に失礼な人と思われてしまいます。ラッピングについても、火事や赤字を連想させる赤は避けましょう。

二つ目は、飾る場所を考慮した大きさであることです。
お店の大きさにもよりますが、お店が狭く、せっかく大きなお花を贈っても飾る場所がないという事態になったら、相手に迷惑をかけてしまいます。反対に、お店が大きくて飾る場所が広くあるのに小さすぎるお花を贈ると、飾った際にとても寂しく、貧相に見えてしまいます。事前にお店の大きさを調べ、飾られる場所を想定して大きさの選定を行いましょう。

三つ目は、見た目が豪華、華やかであることです。
やはり開店祝いというおめでたい出来事に贈る花ですから、お店がより華やかに見えるような花が良いでしょう。胡蝶蘭は見た目が豪華であるだけでなく、香りや花粉が少ないということから、飲食店や病院などに贈られることが多いのが特徴です。香りが少なければ、料理の香りの邪魔をしませんし、出入りの際に花粉が訪れた人の服についてしまうというトラブルも避けられます。

タイミングは的確に!

開店祝いに胡蝶蘭を贈る際、最も重要なのがタイミングです。

開店日の1週間前〜前日までに贈るのがマナーです。開店に合わせてレセプションパーティーやオープニングパーティーが行われる場合はその前日までに贈りましょう。パーティーや開店当日はとても忙しく、お花のことまで気が回りません。また、お花を飾る位置を当日までには決めておきたいのが開店する方の本心でもあるでしょう。当日突然お花が贈られてきても、どこに飾って良いかわからず、もしかしたら場所を作ることができないかもしれません。

贈られる方の立場に立って考えてみると、お花を贈るタイミングも自ずと見えてきます。
1週間も前に贈ってしまって、お花が枯れたりしないかと心配される方もいるかもしれません。胡蝶蘭は花持ちがよく、2〜3ヶ月程度花を楽しむことができます。パーティーや開店日の1週間程度前に贈られた方が事前に飾る場所をシミュレーションしたりできるため、都合が良いのです。しかも、当日も同じ美しさのまま花を楽しませてくれます。だからこそ、開店祝いには胡蝶蘭が最適と言えるのです。

店の雰囲気を選ばない、縁起の良い花

胡蝶蘭が開店祝いに好まれる理由は、飾られる店の雰囲気を選ばない花だからという点も大きいかもしれません。日本料理店でも、洋風のレストランでも、アパレルショップでも、美容室でも、どのお店に飾ってもその店の雰囲気を邪魔をしません。
それでいて、格式高く美しい胡蝶蘭は、開店祝いの他に選挙などの当選祝いの場面でも大活躍しています。

胡蝶蘭の「幸せが飛んでくる」という花言葉も、大変縁起の良いものなので開店祝いには最適の花と言えます。蝶々のような花の姿が、飛んでくる幸せを想像させますよね。